心のクリニック新横浜 ブログ

2013年7月16日 火曜日

梅雨明けのあとはこの猛暑です

sun 毎日暑い日が続きますね。
今日はまた季節の変動について書いてみます。
梅雨の間はあまり調子の良い人が少なくなかったようですが、梅雨が明けてからはずっと良くなった方が多い様です。
夏の間は薬を減らしやすい季節です。ゆっくり ゆっくり 減らしていきましょう。
でも薬を減らせるのは、きちんと治療を続けてきた人に限られます。
やはり、夏前にきちんと治療を続けていた方が、薬を減らしていけるようです。
調子の良い人でも、自分の判断で薬を減らさず、確認を取りながらゆっくりと薬を減らしていきましょう。
暑さの折からくれぐれもお体をお大事に

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2013年5月30日 木曜日

予防的に薬を飲み続けることについて

うつ病の治療については最初の治療はとてもうまく行くことが多いのであり、多くの場合は、それでしばらく薬を飲み続けるのですが、結局は薬を中断してしまうことが多いようです。やめてしまう原因は、いくつかあるようですが、特に周囲の方が薬をやめろと言うようにアドバイスをして、それがもとでやめてしまうこともあります。しかしながら危険なのは薬物が多いときであって、実際には初回は少ない薬であることが多いのですから予防的にはさらに減らしてごく少量の薬を飲み続けることになります。ごく少量であれば全く心配ありません。危険はありませんし、再発を予防してくれるので大変安全になっています。最後になれば途中で薬がある程度多くても結局は少なくしてゆくことができるので、非常に安全であることを確認してください再発しないようにしましょう。

追加
くれぐれも、特に少量しか服用していない方は周囲の素人の方の助言によって、薬をやめる事がない様にしてください。素人の助言に従い、中止または減量してよくなるケースもあるのですが、やはり掛かっている医師に相談したり、場合によってはセカンドオピニオンを求める方が良いと思います。

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2013年5月15日 水曜日

睡眠障害

今日は、軽い睡眠障害について書いてみようと思います。
時々眠れないっていう事で、他に症状がなくて来られる患者さんがいます。
よく聞いてみると、日中にダラダラとした生活を送っていて、エネルギーを使っていない人が多いようです。
また夜になるといつも眠れないから早く寝ようと思って、早いうちからパジャマに着替えて時間をすごしている人もいます。正常な日中の活動と、夜の睡眠はセットになっているので寝るほうだけ求めても無理なことが多いのは周知のことです。
先日いらした患者さんとは次のように約束をしました。

①日中に、普通の生活に準じて動くこと、つまり散歩をしたり食事を作ったりなど家事全般を行うこと。
②あまり疲れないようにすること。
③その夜は午後9時から午後10時ぐらいまでは、ある程度緊張感を保てる服装で過ごし、あまり気を抜かないこと。
④早くから布団に入らないこと。
⑤寝ようと思ってお酒をのまないこと。
⑥遅くなったら少し部屋を暗くしてゆっくりと過ごすこと。その間はテレビ、読書なども良いが、あまり興奮することはしないこと。
⑦朝は決まった時間に必ず起きること。どんなに眠れていなくても6時・7時と決めた時間には目覚ましをかけて、目を覚まし、すぐに起きること。
⑧最後にどんなに眠くても、昼寝をしないこと。もし眠くなったら、外出したりして寝ない工夫をする。
 
以上の取り決めて様子をみました。
軽い不眠も方はこれだけでずいぶん良くなってしまうことが多いようです。
またこのようにすれば寝る前にほんの少量の睡眠導入剤を加えれば良くなるようです。

睡眠導入剤の飲み方
眠れないから飲む、眠れたら飲まないということではなくて、眠れなさそうでも、眠れそうでも、それに左右されることではなく、規則的に飲み続けるほうが良いと思います。こうすることによって、患者さんに必要な量が明らかになるからです。飲んだり飲まなかったりしていると、実際にどれぐらいの量が必要なのかとくわかりませんから。軽い不眠でも、やはりなんにも努力しなくて放って置けば良いと言うことでは無いようです。
でも、ほんの少しの努力で良さそうです。やってみてください。

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2013年4月 7日 日曜日

気候の変化

気候が不安定になっていますね。
暑くなったり、寒くなったりしているときにはどうしてもうつ病の状態は、不安定になりがちです。
調子よかったところ、急に寒くなって不安感が強くなり、うつ病の調子が悪くなったりすることもよくあります。
以前にも書きましたが、暖かくなるときには調子がよくなることが多いのですけれども、これも薬をのんでいることが前提です。飲んでいなければ逆に、かなり悪くなることが考えられます。
ご自分でどういう時に悪くなったか、どういう時に良くなったか、など、よく注意しながら観察しておいてください。きっと今後の治療の助けになるかと思います。

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2013年3月23日 土曜日

桜咲く、この季節

ここのところ悪化する人や、はじめて心療内科を受診する方が増え続けていますね。
これまで安定していた方でも、悪い症状になった時はすぐ治療を始めるほうが良さそうですね。
初めて受診される方は、若い女性の方が多い様ですが、多くの場合なかなか仕事が辞められない方が多いのに驚かされます。
自分の体や心がこんなにも危険にさらされているにも拘らず、それでもまだ「人が足りない」「皆に迷惑がかかる」「逃げるのが嫌だ」「負けるのが悔しい」「会社に申し訳ない」「罪悪感を感じる」などの理由から休みをとれない様ですね。
でも、やはり自分が健康になって初めて会社の役に立てる訳で、まず、通常の仕事に耐えうる準備をするほうが大切ではないでしょうか。
特に若い女性は、例外もあるでしょうが将来、妊娠・出産を控えているわけだ、うつ病がながびくと、それらに大きな影響が出ますもんね。
もしうつ病になったとしても、すぐに休養をとるほうが、少ない薬で(少ない副作用)早く、苦しまずにきれいに後遺症を少なく良くなるんですから、いい事ばかりですよ。

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